年収を1年以内に50万円上げる、単純で具体的な3つの方法

年収を1年以内に50万円上げる、単純で具体的な3つの方法

「給料が安い…」「年収を上げたい…」

働く人のほとんどはこう思っているのではないでしょうか。

今回は、【1年以内に年収を50万円アップする】という目標に対して、単純かつ具体的に有効な3つの方法をご紹介します。

はじめに

年収50万円は、月給ベースで4万2,000円アップする必要があります。

1ヶ月に20日間働くとすると、1日あたり2100円分の付加価値を出すということになります。

漠然と年収50万円アップと考えるよりも、月や日ベースに落としてみると、より具体的にイメージできると思います。

【方法1】今の会社に給料交渉する

意外かもしれませんが、今の会社に給料の交渉をしてみる価値があります。

日本の会社員は給料の交渉をほとんどしません。他の人があまりしないからこそ有効な打ち手だと言えます。

特に、あなたが現在お勤めの会社がベンチャー企業や中小企業なら、決裁権のある方が近くにいると思われるため成功確率は格段にアップします。

1.給料交渉に行く前に

それでは交渉の手順を見ていきましょう。

はじめに、注意点ですが、いきなり給料交渉に行くのは危険です。
まずは自分の給料が業界水準として高いのか安いのかを入念に調べましょう。
リクルートエージェントなどの転職エージェントに複数登録して話を聞き、今の給料が妥当な金額なのかをジャッジしてください。

もし、自分の給料が他社や業界水準と比べて高すぎる場合、この方法はすんなり諦めましょう。
今の会社に感謝するとともに、給料に見合った価値が出せるようスキルアップしていきましょう。

逆に、自分の給料が他社や業界水準と比べて安い場合、今の会社との交渉のチャンスです。

2.交渉のタイミング

タイミングとしてオススメなのが、以下の3つになります。

・仕事やミッションが増えた時
・業績や成果を上げた直後
・期末の査定前

仕事が増えたタイミングや成果を上げたタイミングでは、それを交渉材料にすることができ有利です。

査定前が良いのは、今回の交渉が直接反映されやすいからです。
ある程度大きい会社であれば査定のタイミング以外で給料を変えるのはそこそこ大変なものです。
上司が給料を上げやすいタイミングを狙いましょう。

3.給料交渉の方法

今の自分が行なっている仕事の範囲や成果、今後の仕事の具体的目標、希望月給をセットで提示しましょう。
会社側から再度金額の交渉をされる可能性があるため、希望月給は目標より少しだけ高めに言っておくことがポイントです。
(4万円のアップを目標にする場合は、6万円など)

とはいえ、ほとんどの上司は「そうは言ってもね…」としぶい反応を見せるでしょう。

その際は、「月給○○円はほしいのですが、どのような仕事をすれば良いでしょうか?」と切り返しましょう。

良い上司であれば、具体的な道筋、アクションを教えてくれるはずです。

これを伝えても上司の反応が微妙な場合は、
今回の給料アップはさておき、将来的な給料アップも見込めない可能性が高いです。
働く上で給料の重要度が高いなら、再度、リクルートエージェントに相談して転職先を探しましょう。

このような交渉を重ねて晴れて給料が上がれば、万歳。おめでとうございます。

もし仮に給料がすぐにアップしなかったとしてもこのアクションは無駄になりません。
次回査定の際、「あいつ、給料に不満持っていたな。このままだと辞めてしまうか…!?」と上司の頭をよぎるでしょう。
こうなったら儲けもの。昇給にすくなからず影響する可能性があります。

4.交渉時の注意点

「転職エージェントで話を聞いたら、今の月給は安すぎると言われた」というのは言わないようにしましょう。
転職を考えていることが伝わるのは心象がよくありません。
伝える時は、本当に転職すると決めた時のみにするのがスマートです。

【方法2】副業する

もし、あなたの会社が副業OKの会社の場合は今すぐ副業をはじめましょう。
副業NGの場合は、がっつり副業せずお小遣い稼ぎ程度にとどめてバレないようにしましょう。

ここでは、月給42000円を目標とした場合におすすめの副業をご紹介します。

1.Amazon転売

Amazon上にショップを開設し、店頭やネットで仕入れたものをAmazon上で販売。
差額の利益を得るものです。

梱包・発送をあなたに代わってすべて行ってくれる「FBA」(フルフィルメントby Amazon)というサービスがあり、
主な作業は、商品の仕入れとAmazon倉庫への納入作業になります。

コツコツ単純作業が苦にならない方におすすめでき、月に100万円以上の収益も可能です。
気になる方は専門書やブログがたくさんあるので調べてみると良いでしょう。

デメリットとしては商品を一度仕入れるので在庫が発生するということです。
売れなかった

2.ブログアフィエイト

文章力がある方におすすめです。
こちらもすぐ収入は上がらないですが、コツコツ行うことで1年以内に42,000円の収益は十分可能でしょう。

アメブロやはてなブログなどでブログを開設するとすぐにできますが、Wordpressを使って独自ドメインで行うことをおすすめします。

やったことがないない方でも調べながらやれば半日程度でブログを開設できますよ。

3.クラウドソーシング

クラウドワークスやランサーズといったサイトに登録して、在宅で仕事を行うものです。

デザイナーやエンジニアといったスキルがある方は稼ぎやすいですが、
そうでない場合はアンケートや口コミ投稿など簡単で高額の案件を狙うのがおすすめです。

記事作成の仕事が多くありますがあまりおすすめできません。
単価が安いにも関わらず修正も多く発生するので大変です。

文章を書くことができる場合は、自分でブログをはじめた方が良いでしょう。

アンケートや口コミ投稿だけでは、月額42,000円は正直厳しいので副業の副業といったイメージで捉えておくと良いでしょう。

3.転職する

最も成功率の高いのがこの「転職」です。

正直、年収アップできるかどうかは、会社の昇給制度次第です。
バンバン昇給する会社と、全然給料が上がらない会社があるということです。

バンバン昇給する会社の場合はシンプルです。長く勤めてある程度の成果が出ていれば、勝手に年収は上がっていきます。
逆に全然給料が上がらない会社の場合。これは、いくら頑張っても無駄です。

昇給制度のしっかり整った会社にさっさと転職しましょう。

転職すると年収が下がる?

よく言われれるこの点ですが、そんなことはありません。
しっかり手順を踏んで転職すれば、年収は上がります。

enジャパンが2018年に実施した調査にこんな結果があります。

出展:enジャパン

転職支援のプロである転職コンサルタント132名から回答を得たものですが、
転職後の年収で決まることが多いものが、
「〜50万円のアップ」が27%。「51〜100万円程度のアップ」が25%となっています。
これは、半数は年収のアップに成功しているということです。

もちろん、このデータには年収アップを目的としない転職も含まれます。その点を鑑みるとかなりの確率で年収アップに成功できると言えるでしょう。

また、別の転職エージェントdodaが実施した調査ですが、年収アップに成功した方のデータを公開しています。

平均年齢:31.1歳
平均アップ額:56.7万円
最大アップ額:440万円
平均年収(転職前):417.1万円 (出典:doda)

これを見ても、年収50万円アップは平均的な数字であり十分に狙える範囲であることがわかります。

転職はエージェント(プロ)に任せてOK

転職活動は就職活動よりも簡単です。
多くの方の就職活動は、自力で応募して、面接にいってといった形だったと思いますが、
転職活動には、転職エージェントというプロに依頼できます。
あなたの希望する条件や仕事内容、給料などを聞いて、マッチする仕事を紹介してくれるというものです。

求人の内容は事前にエージェントが審査をしているので、離職率が高い企業や不当な労働を強いられるような企業にひっかかるリスクはありません。

個人で転職活動をすると、こういったブラック企業にあたってしまう可能性が少なからずあります。

リクルートエージェントは最大手の転職エージェントで、年収や待遇の良い企業の求人を多数紹介可能なのが特徴です。

大手企業をはじめとした待遇の良い求人が多く、応募書類作成や面接での受け答えなどサポートも手厚いです。

ちなみに、「正直、まだ転職するかわからないし…」という方も一度登録して情報収集しておくことをおすすめします。

結果として転職しなかったとしても全く問題ありませんし、料金もかかりません。

そういったケースは日常茶飯事なので、エージェント側にも理解があります。

今の自分の年収が妥当かなど、無料で様々な情報が入ってきます。他の会社の求人と比較すると、今の自分の会社で働いたほうがいいのか、それとも転職すべきなのか、スッキリしますよ。

リクルートエージェントはこちら

ちなみに、エージェントに相談するほどでもない、自分のペースでどんな求人があるのかチェックしていきたいという方は、リクナビNEXTがオススメです。

こちらは、転職エージェントではなく、転職サイトなので、自分で求人を見つけて気になるものがあれば応募していくというスタイルになります。エージェントとの面談も不要です。

どんな求人があるのかチェックするだけでも面白いですよ。

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